パッと見ても読めない漢字多いですよね。例えば「マンボウ」は漢字で「翻車魚」と書きます。「おくら」は「陸蓮根」と書きます。そんな「ふりがな」がないと読めない漢字のご紹介です。


目次
軈て(やがて)
薬缶(やかん)
邸(やしき)
鑢(やすり)
窶れる(やつれる)
動もすれば(ややもすれば)
意味 ある結果になりやすい
喧しい(やかましい)
疚しい(やましい)
意味 後ろめたいこと気分が悪いこと
雄勁(ゆうけい)
意味 力にあふれてる
歪み(ゆがみ)
意味 ひずみ
湯湯婆(ゆたんぽ)
弛んだ(ゆるんだ)
意味 たるんだ
漸く(ようやく)
窈窕(ようちょう)
女性がしとやかな様子
◎漢字の由来◎
若(じゃく、にゃく、わかい)
巫女(みこ)が長い髪をなびかせて両手をあげ踊る姿。神に祈りお告げを求めている形。
神のお告げを求めるみこが若くそこから「わかい」という意味をもつとも言われている。
笑(しょう、わらう、えむ)
巫女(みこ)が両手を上げて身をくねらせて踊る姿。神様を喜ばせようと笑いながら踊る姿から「わらう、ほほえむ」の意味となる。
見(けん、げん、みる)
人を横から見た形の上に目を書いた形。
ひざまずいてじっと見つめる形。
相(そう、しょう、あい、みる、たすける)
木と目を組み合わせた形。
木を目で見るという意味。
草木を育てるように植物と人とも気持ちの交流があると考えられていた。
「たすける」という意味をもつ。
妻(さい、つま)
頭に三本のかんざしを立てて髪をととのえている女の姿。
夫(ふ、ふう、おっと)
まげにかんざしを通している男の姿。
結婚式の晴れ姿を表す形。
長(ちょう、ながい、かしら、たけ)
長髪の人を横から見た姿。
指導する立場の老人の姿であり、
そこから「かしら」という意味となる。
卒(そつ、しぬ、おわる)
死者に着せる布の形。
邪悪な霊が入らないように襟を重ね紐で結んだもの。