はじめに
敬語やマナーは決まりがあっても正しく使えている人は少ないです。
知っているようで知らないマナーや敬語の話を紹介します。
正しい握手の方法とは
握手をするときは相手の目を見る
握手をしながらお辞儀をしないこと
握手の意味=親睦、和解を表す
右手を差し出すのが原則
利き手を出すことで敵ではないという意味
手はハッキリ差し出す
左利きであっても右手で握手
左手での握手は二度と会いたくない
という意味を表す
(左手を不浄とする国や地域もある)
相手が目上の場合や女性の場合は、手を差しだてくれるのを待つこと
目を合わせたままそっと手を離す
力を入れて手を握ることで熱意が伝わるが
相手が女性の場合は軽く握る
正しいお辞儀の仕方
順番は挨拶の言葉を言ってから無言でお辞儀
昔から伝わるお辞儀の基本「三息の礼」
▪息を吸いながら頭を下げる
▪下げたらそのまま動かず息を吐く
▪息を吸いながら相手に合わせゆっくり頭を上げる
息を止めたままだと堅苦しくなるため
息をしながらお辞儀をする
人の話を聞くときは
全身全霊で聞く
全身を相手に向けるようにする
若いときはなかなかできなかったけど、大人になって子供が産まれてから、ちゃんとしなきゃと思うようになりました
外だけちゃんとしてても、家でだらけていると子供から見透かされてしまいます
家でもちゃんとは疲れてしまうかもしれないですが、自分で言われて嫌なことは相手に言わない、片付けや学校の準備など
生活リズムを整えたいものですね
なかなかちゃんとできないけど努力していきたいと思います
◎敬語の話◎
【謙譲語】
自分(身内)の話をへりくだった表現をすることにより、相手に対して敬意を表すもの。
【尊敬語】
相手を敬う言い方
相手がする行為は尊敬語、自分がする行為は謙譲語になります。
お客様からの電話のやりとりで注意点
話したい相手が不在のときは
「○○はただいま席を外しております。」
と伝える。
具体的な内容は伝えない。
「申す」とは「言う」の謙譲語
相手に対するへりくだった表現
例「わたくしは○○と申します。」
「恐縮です」
恐れから身がすくむ状態を意味するが、相手への感謝の気持ちを表すときにも使う。
「伺う」は「訪問する、質問する」などの謙譲語なので相手の動作には使わない。
×広報の方に伺ってください→○広報の者にお尋ねになってください
「ご苦労様」と「お疲れ様」の違い
職場の場合、「ご苦労様」は上司から部下へかけるねぎらいの言葉となる。
「お疲れ様」は同僚や、部下から上司へ使うもの。
お客様からの電話のやりとりで注意点
身内や社内に対し尊敬語を使わない
×外出されています→○外出しております
×田中はいらっしゃいます→○田中はおります。
お詫びの際に「厚く」は使わない
「厚く」は感謝を表すときの言葉。
お詫びの時は「深くおわび申し上げます。」
×お話にくいでしょうが→○お話になりにくいでしょうが
協力してほしいときの敬語
「お力添えいただけないでしょうか?」
難しい頼みごとには
「ご無理を承知でお願いに上がりました」
ご飯の誘いを断るとき
「せっかくですが、その日は先約が入っておりまして」